「紙の本を作りたい」
電子書籍しか出してもらえなかった漫画家が2020年、新作を読者の力で制作するプロジェクトをスタートしました。
3年で3巻を発行し、4年目現在余剰金で4巻を作成中です。
出版社に「電子書籍は販売するが紙の書籍は作らない」と言われたので「じゃあ私が作って良いですか?」と聞いたらそれは駄目だと言われた漫画家が「自由に紙の本が作りたい」と、クラウドファンディングで原稿料を募り、完全新作コミックを作成しました。
「まだ読みたい。描いてくれるなら原稿料を提供したい」そんな読者と「まだ描きたい。原稿料さえ出るなら」そんな描き手と読み手の需要と供給の一致を目指して。
2022年末には過去に作者自ら作成した連載作品の書籍とあわせて念願の一般流通も始まりました。