こんにちは、雑誌などでいくつか四コマ漫画を連載しておりました、水井麻紀子です。

初めての連載「働け!おねえさん」1巻発売後「売上が及第点に届かず打ち切り&2巻出版不可能」という状況になった時、私は「2巻が欲しい」という読者さまの声と「2巻を出したい」という私の気持ちの両面から版権を出版社から返却してもらい、自主企画で2巻(翌年3巻も)を発行し、一般流通amazon専売および手売りで黒字収益を達成いたしました。
自慢です。えっへん。
書店配本はありませんのでそんなにいっぱいは売れなかったけれど、当時の担当さんに、「えっそんなに売れたの!?」と感心されるくらいには売れたんですよ。えっへん。
出版社の及第点は取れなかったけど、偏差値で言えば45〜48くらいだったんじゃないのかなあと勝手に思っています(50が合格点と推測)。

その後に続いた連載作品も、打ち切り決定後に私本人が版権を出版社から戻していただき、途中から資金をクラウドファンディングで読者さまから直接ご支援たまわって安定的に続刊から完結までの企画編集・出版を行うことが出来ておりました。
が、その途中でなんとamazonへの販売を代行していただいていた業者さまが廃業してしまいました。
なんてこった。一般流通唯一の窓口消えちゃったぞ! もうこれは活動を継続するためにまず私が出版者になるしかないんじゃないのかな!?
そう思って出版社記号を取得した私の前に第二の壁が立ち塞がりました。

amazon、e託(書籍販売アカウント)の新規受付を停止。

書籍の一般への流通経路が経たれた〜! まま2年以上が経過しました〜!!!!(絶望の2022年)

というわけで、止まっていても仕方がないので「水井さんなら出来るんじゃない?」と言って下さった読者さまの一言をモチベーションに正式に個人出版社作りました!!!
出来ました!!!
ありがとうございます!!!!!
全部応援してくださる皆さまのおかげです!!!!!


ところで、そうした出版活動の中で、正解かはわかりませんが、ひとつ私の中で「こういうことかな?」と思ったことがあります。
「漫画家は 出版社に仕事をもらう=養ってもらう という漠然とした気持ちで仕事を始めるが、本質的には 漫画家が漫画の売上で出版社を社屋社員ごと養う が正解なんじゃないか?」
つまり、「1巻が出たけど2巻が出ない問題=マイホーム(社屋)と子供(従業員)を抱えた女性(出版者)が、自分達を養ってくれる旦那(作家)をゲットしたけどこの旦那 稼げねえなって見切りつけて生活のために離婚 ってことなんじゃないのか?」 と(間違っていたら申し訳ない。個人の所見です)。

だからこそ出版社は、当時で600万円の売上を連載続行&続刊出版ボーダーラインとして設定していたわけで(クラウドファンディング・こたつちゃん1巻 支援者さま募集漫画参照)、これを私ひとりが出版活動として行うのであれば売上は100万円でいいわけです(当時価格です。100万は今ならワープアの極みだと思うので値上げ希望)。
単身者なら月13万2,813円でも暮らせるけど(単身者生活費ネット調べ)、家族4人だと生活費だけで34万6773円(4人家族生活費ネット調べ)平均年収63万6681円(これもネット調べ)ないとしんどいぞ、ということと同じですね(個人の所見です)。

つまり、企画から執筆・編集・版下作成から印刷発注・在庫取り回しなど全部私がひとりでやるのならそんなにたくさん本を売らなくても、そんなにいっぱい売り上げがなくても、私だけを養えばいいのなら…いけるのでは? と思っちゃったわけで。
原稿料とコミックス制作・初版印刷費がクラウドファンディングで出れば活動いけるよね? と思っちゃったわけで。
作っちゃった出版社は、出版に関わる仕事、全部自力。そんな意味で名付けました。

自力制作出版です。


2022年スタートしました。よろしくおねがいいたします。